スパロボCC 2015新章ストーリー保管庫(真)

スパロボCC・2015年からの新章イベントストーリーの保管庫です。「開幕予告」と、8月の「絶望と覇道の行く末」以降のストーリー内容が置いてあります。過去作はサブタイのみ、だいたい入っております。

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」 5.難攻不落!バードス島 6. -帰還-

~エピソード5 難攻不落!バードス島~

 

カイルスの攻撃を防いだ、

バードス島のバリア。

 

それはDr.ヘルが

ゼオライマーの力を解析し、

造り出したものであった。

攻防ともに完璧となった

Dr.ヘルの軍団が、カイルスを襲う。

 

(バードス島)

 

ランバ    「まさかゼオライマーの力を、手に入れちゃったの!?」

森次     「いや、そうであれば攻撃に使用しているはずだ…」

レイチェル  「でも、システムの一部は解析に成功したのね。

        それをバリアに転用している…」

  

Dr.ヘル(斜)  「さすがにお見通しか…。

        しかし、貴様達を倒すには すでに充分な力がある!」

Dr.ヘル(前)  「あえてもう一度言おう!カイルスよ!

        貴様達が敗北する時が来たのだと!」

 

デュオ     「さすがに、こいつはやべえな…!」

 

 あしゅら(前)  「さて、攻めも守りも抜かりはないぞ!

         さあ、どうする!カイルスよ!」

 

 

       (地点不明の暗闇で何者かが会話をしている)

 

???(顎に髭のある年配の男)  「どうやらあそこにあるのは 

                 間違いないようだな」

???(短髪の少年)       「みんなはあの人が何とかしてくれるはずだ。

                 なら行こう」

???(顎髭のある若い男)    「フン、自分達が負けるとも考えやしねえ。

                 てめえらのそういう所が気に入らねえ」

???(短髪の少年)       「でも、あなたも彼らが負けると思っていない。

                 だから、協力してくれるんだろう?」

???(顎髭のある若い男)    「………。

                 ここからてめえも命を懸けるコトになる。

                 少しは自分の死でも想像しておくんだな」

???(短髪の少年)       「大丈夫…。僕はずっとそれを

                 想像して生きてきた。

                 だから、もうずっと前から覚悟はできている…」

???(顎髭のある若い男)    「やっぱり気に入らねえぜ、てめえらは。」

 

            (エピクリア)

 

 

~エピソード6 -帰還- ~

  

Dr.ヘル軍団の攻撃を前に

防戦一方となるカイルス。

 

起死回生の手段を見つけられぬまま

彼らは追い込まれていく…。

  

   (炎に包まれるバードス島)

  

ブロッケン  「ワハハハハ!死ねえええぇぇぇっ!」

  

ヴィラル   「ぐうっ… 奴らまた光子力爆弾を…」

健一     「マズいな…。

        こう攻められてばかりでは さすがにみんなも…!」

豹馬     「でも、攻撃が効かねえんじゃ手の打ちようがねえ…!」

ゼロ     「………」

 

Dr.ヘル(前)  「どうやらこれまでのようだな!

         そろそろ終わりにしようか!」

ブロッケン   「さて、これだけの光子力爆弾を果たして受けきれるか!

         とくと見させて貰おう! やれ、グロイザーよ!」

 

玉城        「何だよ、あの数…!防ぎきれねえよ!」

 

???(武骨な老人) 「たわけっ! この程度の攻撃で 

           あきらめるでないわぁぁぁ!!」

 

       (炎が鎮火していくバードス島)

 

Dr.ヘル(斜)    「…!?」 

ブロッケン     「な、なんだ!? グロイザーが…!」

 

玉城        「あ、あのガンダムは…!」

ドモン       「帰って来られたのですね、師匠!」

 

マスター・アジア  「フ、待たせたなドモンよ!」

 

ブロッケン     「今一歩の所で…!

           だが、貴様達に勝ち目がないのは同じ事よ!」

 

マスター・アジア  「フ、どうかな?」

 

ブロッケン     「何だと…?」

 

マスター・アジア  「カイルスよ!すでに手は打ってある!

           このワシを信じ、耐えよ!

           さすれば必ず勝利は訪れる!」

 

Dr.ヘル(斜)    「何だ、この絶対の防御を前にしての

           奴のあの自信は…」

 

マスター・アジア  「行くぞ、ドモン!

           久しぶりにワシらの力を見せようぞ!」

ドモン       「はい、師匠!」

 

          (ボス戦) 

 

          (鎮火したバードス島)

 

あしゅら(前)    「我々の機械獣達が…! 何たる力だ!」

  

マスター・アジア  「フ、いくら力を持とうとも 

           魂なき拳でワシは倒せん!」

             

ブロッケン     「大層な口を…!

           だが、あのバリアを破る事は貴様でもできまい!」

 

マスター・アジア  「確かにワシではアレを破ることはできん…。

           だが、言ったはずよ!すでに手は打ったとなぁ!」

 

           (爆発)

 

Dr.ヘル(前)    「!? なっ、バードス島で  

           爆発だと…!?」

Dr.ヘル(斜)    「な、何だ…!」

 

???(短髪の少年)  「よくも好き勝手をしてくれたな」

 

アレルヤ       「あれは…!」

 

 

(短髪の少年) 改め マサト

           「返してもらったぞ!美久とゼオライマーを…!」

 

Dr.ヘル(前)     「ゼオライマー…!

            秋津マサトだと…!?」

Dr.ヘル(斜)     「馬鹿な…!いつの間に…!

            いや、それよりもどうやってこのバードス島に…!

            いくら貴様とて、あれを破る事はできんはずだ!」

 

沢渡         「だから、俺がやってやったんだよ。

            テメエらをぶ倒す為になァッ!」

 

浩一         「さ、沢渡ッ…!?」

城崎         「何で、あの人がここに…!」

 

リヒテル       「彼もまたその正義の在処を求めていた…」

ハイネル       「故に、我らと共に戦う事を選んだのだ」

バーン        「そう、全ては真の敵! ネラヴァーロを倒すために!」

 

マスター・アジア   「見よ、あの者達こそ!

            ワシが打った手よぉっ!」

           

           (エピクリア)