スパロボCC 2015新章ストーリー保管庫(真)

スパロボCC・2015年からの新章イベントストーリーの保管庫です。「開幕予告」と、8月の「絶望と覇道の行く末」以降のストーリー内容が置いてあります。過去作はサブタイのみ、だいたい入っております。

イベント「絶望と覇道の行く末」1.Enemy of theWorld オープニング/エンディング

(オープニング)

 

一行とそれに組する者達を力で

排除しようとしたシュナイゼル達との

戦いは、ラインバレルの助けによって

一行の勝利に終わった…。

 

しかし、帰還した早瀬浩一によって

彼らの言葉が真実であった事が

告げられる。

 

ここはクレディオという存在が

創り上げた偽りの世界であり、

一行はそのクレディオによって

本当の記憶を奪われているのだと…。

 

驚く一行を前に、

さらに彼は偽りの世界に取り込まれずに

住んだ者達が、今も外の世界から

彼らを助けようとしている事を告げた。

 

浩一もそのひとりであり、

彼は一行を助け出す為に

偽りの世界へと転移してきたのだった。

 

だが、彼の語る言葉は

一行にはおよそ受け入れがたい

モノであった…。

 

加藤  「皆の様子はどうだ?」

城崎  「やっぱりまだ迷っている みたいです…」

万丈  「仕方ないだろうね…。

     ここが偽りの世界だと 確定したからといって

     それを簡単に切り捨てるなんて できないさ…」

ゼロ  「だが、あまり迷っている時間はない。 

     早瀬浩一がこの世界に来た事で 生まれた歪み。

     ここから出られるのは、それがある間だけなのだから」

キラ  「それは分かってるけど、でも…」

ユリカ 「世界を維持させる方法って、 戦う以外にないのかな…?」

アムロ 「それはないだろうな…。 彼の話によれば…

     敵は戦いで自らを満たすために 求めてるんだろ」

ブライト「戦わなくなれば… この世界も 我々も存在価値がなくなるか」

ゼロ  「…我々を倒せば 世界を維持できる…。

     シュナイゼル達が言ったのは それを考えての事か…?」

マリュー「もしそうだとしたら…

     私達にはこの世界の人達を 救う方法がない…」

スメラギ「この世界から脱出して クレディオと戦うか…

     この世界と共に 消滅するしか道は無いのね」

浩一  「クソッ…! クレディオめ、ふざけた真似をしやがって…!」

城崎  「浩一クン…!」

  

     (警報)

 

ミレイナ「付近の街からのSOS信号を キャッチしたです」

クリス 「どうやらアロウズの残党と キバの部下の残党…

     彼らが手を組んで略奪を 行っているようです」

隼人  「元から失う物が 少なかった連中だ…。

     このまま放っておけば 被害が拡がる一方だな」

加藤  「この世界から 脱出するかしないのか

     すぐには答えを出せん以上、今は人々を助けよう」

浩一  「ええ、分かってますよ…」

城崎  「………」

 

  (続)

 

(エンディング)

    

   (破壊された市街地)

 

キバの輩「まさか奴らから こっちに来てくれるとはな」

キバの輩「アイツらを倒せば俺たちは生き延びられるんだろ

     なら、ブッ殺さねえ理由なんざねぇよなあッ」

 

ゼロ   「まだ市民の避難が完全に終わっていない。」

      彼らの避難が終わるまで 街を守り抜くぞ」

甲児(真)  「守る、か…。

       みんなを守ったとしても、この世界から出た時には…」

甲児(無印) 「………」

真上    「ならばここで死ぬか」

甲児(真)  「! 真上さん…」

海動    「ごちゃごちゃと難しいことを考えてんじゃねえ!

       目の前に敵がいるなら 戦うしかねぇだろうが!

       先のことなんざ知ったことか!」

甲児(無印) 「分わかってるさ…!

       分かってるけどよ…!」

       

          (続)