スパロボCC 2015新章ストーリー保管庫(真)

スパロボCC・2015年からの新章イベントストーリーの保管庫です。「開幕予告」と、8月の「絶望と覇道の行く末」以降のストーリー内容が置いてあります。過去作はサブタイのみ、だいたい入っております。

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」 エンディング

~「飛翔!果てしなき未来の為に!」 エンディング~

    

全ての力をひとつにし、

神を超えたカイルスの力…。

 

その力が今、

彼らを戒めから解き放つ…。

  

     (狭間の空間)

 

ガラダブラ   「も、申し訳ありません…ハーデス様…!」

暗黒大将軍   「御力を授けて頂いたにも関わらず…!」

 

甲児(無印)    「今だ…!

          アイツもこの世界の牢獄にまとめて吹き飛ばせぇぇ!」

洸        「ああ…!」

マサト      「やるんだ…!

          ゼオライマァァァッ!」

甲児(真)     「うおおおおおぉぉぉー!」

 

暗黒大将軍    「無念…!

          無念なりぃぃぃ!」

 

          (霞んでいく周囲) 

 

レムリア    「これで…カイルスは…

         元の世界へ帰れるのですね…」

         

         (消えゆくレムリアの姿)

 

洸       「母さん!」

レムリア    「悲しむ事はありません…洸。

         偽りの命といえど、あなたと過ごした時間は本物…。

         すでに死んだ私にとって、過ぎたるモノだった…」

洸       「母…さん…! 俺は…俺は…!」

レムリア    「洸… 私の愛しい息子…。

         私の分まで… 頑張って… 生きなさい…。

         それだけが私の… たった… ひとつの…」

        

          (消滅)

 

洸        「母さん…! うぅ…うぅッ…!」

剣児       「洸…」

 

 

カレン      「偽りの世界が消えていく…」

シーラ      「この世界の先に

          邪悪な意思を感じます!」

エイサップ    「そこにアイツがいるのか!」

シモン      「なら、俺達のやる事はひとつしかない!」

甲児(真)     「偽りの世界の人々が 俺達に託した願い…。

          それを叶える為にも、絶対に奴を倒す!」

浩一       「今度こそ決着をつける!

          待っていろよ!ネラヴァーロッ…!」

 

       (「飛翔!果てしなき未来の為に!」-終-)

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」13.神を超える力 14.-生命- EX2. 突破!囚われた世界を超えて!

~エピソード13 神を超える力~

 

窮地に陥ったカイルスの前に

死んだと思われていた仲間達が帰還する…。

 

ジュダの力によって記憶を取り戻していた石神は、

影からカイルスを支え続けていた。

 

全てはネラヴァーロの支配から、

彼らを解放する為に…。

 

    (狭間の空間)

 

マスター・アジア 「どうやら間に合ったようだな」

つばさ      「まったく冷や冷やさせてくれるよ」

石神       「後もうひと押しだ、カイルスの諸君。

          暗黒大将軍を倒し、この世界から脱出を図るぞ」

マサト      「けれど…さっきはグレートゼオライマーの力でも…」

シャア      「あしゅら男爵が行った暗黒大将軍の召還…。

          あれも我々の脱出計画の内のひとつだったのだ。

          あの召還により次元が再び揺らぎ始めている」

石神       「今ならば次元の境界線を破壊するコトが出来るハズだ。

          そして、君達を抑えつける力も今は弱まりつつある」

剣児       「俺達を抑えつける力…!」

石神       「見せてやるんだ!君達の本当の力を!

          神を超え、悪魔を討つ力を!」

シャア      「その為の時間は我々が稼ぐ。   

          君達は自分達の力を高める事に集中しろ!」

   

          (ボス戦)

 

甲児(無印)    「今度こそ、神の力ってヤツを超える!」

 

暗黒大将軍   「何度やろうと無駄だ。

         模造品である以上…本物に勝つ事など出来ぬ!」

 

剣児      「俺達の力は模造なんかじゃねえ…!」

甲児(真)     「人は神を畏れた…!だから神に近づこうとした!

          この姿はその証…!」

甲児(無印)    「そして俺達と共に戦った神の力はここに溢れている」

 

暗黒大将軍    「! この場に漂う光子力の残滓…!

          そうか、これは次元を破壊した時の…!」

 

甲児(真)     「あなたの力も借りるぞ、ゼウス…!

         もう一度、神を超える為に!」

號        「テメエにも見せてやるぜ!人間の力ってヤツを!」 

海動       「うおおおおぉぉぉぉッ!」

 

 

        (フラッシュ ホワイトアウト)

 

 

暗黒大将軍    「! こ、この力は…!?」

 

凱        「光だ… 光が見える…!」

翔        「白い闇… 何も…何も見えない…」

甲児(真)     「この光が…すべてを超越する…神の…」

號        「呑まれんなよ、てめえら…!俺達なら掴めるはずだ…

          たとえどんな力だろうとな…!

          今まで一緒に戦ってきた相棒の力なんだからよッ!」

甲児(無印)    「そうだ…! これが…これこそが…!」

甲児(真)     「俺達が持つ本当の力だああぁぁぁッ!」

 

      

     (エピクリア)

 

 

~エピソード14 -生命-~

 

ネラヴァーロの支配によって

本来の力を抑制されていたカイルス。

 

だが、限界まで高まった彼らの力が

今、その支配から脱しようとしていた…。

 

 (狭間の空間で続く 白い闇)

 

宙    「俺の銅鐸を受け取れ、剣児!」

剣児   「破瑠覇ァッ!」

破瑠覇  「グルオオォォォッ!」

剣児   「うおおおおぉぉぉぉーッ!」

 

              (鋼鉄神ジーグが現れる)

      

 號    「へっ! ひとりで先に決めやがって!」

海動   「俺達も続くぞ!由木ィッ!」

由木   「了解ッ!」

 

      (現れる複数体ロボット。画像ではマジンガー系3体 ネオゲッター1体)

 

甲児(無印) 「見ろ! 暗黒大将軍! 俺達のこの姿を!」

甲児(真)  「これが、神へと至る為に人類が造り上げた英知の結晶!

       これが俺達の…!スーパーロボットだッ!!」

 

暗黒大将軍 「スーパーロボット…!?」

 

城崎    「あの姿は…!」

 

シャア   「ネラヴァーロによって、抑えられていた力を…

       完全に解き放ったか」

石神    「ああ、どうやら取り戻せたようだね。

       本来の姿を…」

剣児    「待たせて悪かったな、暗黒大将軍…!」

號     「その分の礼はたっぷりと払ってやるからよ…!」

真上    「神を斬り裂き、悪魔を穿つこの力…!」

海動    「その身で思う存分、味わい尽くしやがれえぇッ!」

 

       (ボス戦)

 

レムリア  「今です、カイルス!」

洸     「母さんッ…!?」  

レムリア  「今こそ、ラ・ムーの星を使います!

       その力でこの世界を抜け出すのです!」

洸     「それはっ…!」

石神    「ひびき君、彼女は…」

洸     「…分かって… 分かっています…!

       俺が今、やらなくてはならない事は…!」

北斗    「洸さん…」

シャア   「アムロ。私達も続くぞ。

       人々の想いと我々の力の全てをひとつに繋ぐ!」

アムロ   「サイコ・フレームか…! だが、それは…!

       いや、今の俺達ならできるか!」

シャア   「ああ、かつて宇宙を繋げたあの力なら、その逆…

       本物と偽りの世界を繋げた歪みを絶つ事ができるはず!」

レムリア  「未来を掴むために…

       行ってください、カイルス…!」

 

      (エピクリア)

 

 

~エピソードEX2 突破!囚われた世界を超えて!~

 

 

      (狭間の空間)

 

 

ガラダブラ  「まさか、奴らが神の力を本当に得ようとは…!」

暗黒大将軍  「認めよう、カイルス…!

        貴様らは我が生涯、最大の敵!ミケーネ最大の障害よ!」

 

海動     「出し惜しみは無しだ!

        テメエらも全力を出せよ暗黒大将軍! ガラダブラ!」

號      「そうじゃねぇとせっかくのケンカもつまらねえ!

        神の力同士のけんかなんざ、滅多にやれねえからな!」

甲児(無印)   「お前達を倒して、俺達は外の世界に戻る!」

甲児(真)    「俺達のロボットは、人類を守る守護者なんだ!」

鉄也      「あいつらばかりにいい格好はさせられん…!

         奴らにグレートの力を見せつけてやるぞ、マサト!」

マサト     「ええ!グレートゼオライマーの力も戻った!

         これだけの力なら、今度こそ…!」

剣児      「俺達も行くぜ、洸!

         外の世界にいるみんなを守る為によ…!」

洸       「ああ、分かっている…!もう絶対に迷ったりしない…!

         俺は母さんの願いを叶え…そして、みんなの命も守る!」

 

 

       (エピクリア)

 

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」11.再臨!死を呼ぶ神々! 12.震撼!人智を超えた力!

~エピソード11 再臨!死を呼ぶ神々!~

 

グレートゼオライマーの攻撃によって

揺らぎ始めた偽りの世界…。

 

だが、その綻びを利用して

あしゅら男爵は再びミケーネ復活の

儀式を執り行う…。

 

そしてカイルスの前に現れたのは…。

 

 

  (狭間の空間にて、ゆっくりと姿を現す一体のロボット)

 

 

暗黒大将軍   「………」

 

シンジ     「あれって、暗黒大将軍…!?」

健一      「あしゅらの目的は暗黒大将軍を

         蘇らせる事だったのか!」

甲児(無印)   「いや、違う… 見た目はそっくりだけど…

         俺達が今迄戦ってきた暗黒大将軍とは違う…」

豹馬      「なに? ってことは…」

 

暗黒大将軍   「己の無力さにどれ程苛まれた事か…」

 

洸       「!?」

 

暗黒大将軍   「ハーデス様がお前達に敗れたと聞いた時…

         我は異なる次元での戦いに赴かねばならんかった…」

 

甲児(真)    「奴は…俺達の世界の暗黒大将軍って事か…!」

 

暗黒大将軍   「だが今…! 貴様らの前に立つという願いは叶った!

         ハーデス様を再び現世に復活させる為…

         生贄となって貰うぞ! カイルスよ!」

        

        (ボス戦)

 

鏡       「どういう事だ! 奴の強さは!」

弁慶      「この力…! あのハーデスに匹敵す力だぞ!?」

 

暗黒大将軍   「我は今、ハーデス様の怨念をこの身に宿している。

         冥府にいるハーデス様を復活させる為…

         ハーデス様は負の力の全てを我に与えられたのだ!」

 

隼人      「暗黒大将軍にあのハーデスの力が…!?」

京四郎     「まさに、鬼に金棒ってワケか…!」

 

暗黒大将軍   「ちょうどよい…この場には器となる物も存在する。

         我が力の一片…貴様らにも見せてやろう!」

 

鉄也      「! まさか…!」

 

暗黒大将軍   「蘇るがいい、勇者ガラダブラよ!

         奴らを葬り去る為、我が前にその姿を現せ!」

        

(現れるガラダブラ)

 

 ガラダブラ   「偉大なる大将軍に蘇らせて頂けるとはありがたき幸せ。

         必ずやハーデス様復活に貢献してみせましょう!」

 

甲児(真)     「あれは…! ガラダブラだって!?」

 

         (エピクリア)

 

 

 ~エピソード12 震撼!人智を超えた力!~

 

かつて一度はカイルスを

敗北にまで追い込んだ怨敵、

ミケーネの神々…。

 

その一柱たるハーデスの力を

宿した暗黒大将軍の前に、

カイルスは為す術がなかった…。

 

    (赤く染まる 狭間の空間)

 

ルカ    「うわあああぁぁッ…!?」

ボス    「ハッタリじゃねえ…!本当にハーデスの力が…!」

 

暗黒大将軍 「かつての我らミケーネと貴様らの戦い…。」

       無敵の敗北と死の中から、よくぞ勝利を拾いあげた。

       だが、今度こそ貴様らに勝利はない!」

ガラダブラ 「大人しくここで朽ち果てよ! カイルス!」

 

甲児(真)  「ふざけるな…! 俺達のマジンガーは最強なんだ!」

甲児(無印) 「お前達ごときに…! やられてたまるか…!」

 

暗黒大将軍 「愚かな…貴様らの力はしょせん神の模造品よ!

       本物の神の力を与えられた我には決して勝てぬ!」

 

海動    「ぐだぐだとぬかしてんじゃねえよ…!」

號     「俺達はまだ生きてんだ…!

       寝言なら、俺達を倒してから言いな!」

 

ガラダブラ 「小癪な人間共め…!

       以前は勝ちを譲りはしたが、奇跡は二度も続かぬと知れ!」

暗黒大将軍 「理解したか? 神と人間の力の差というものを。

       人は決して、本物の神の力を超える事はできぬ!」

 

剣児    「へ、へへッ…! 笑わせて…くれるぜ…!」

 

暗黒大将軍 「人は決して、本物の神の力を超えることは出来ぬ!

       まだその様な軽口が叩けるとはな…」

 

甲児(無印) 「何度打ちのめされようとも、その度に言ってやる…!」

甲児(真)  「マジンガーは…お爺ちゃんが造ったロボットは…

       神にでも悪魔にでもなれるロボットなんだ…!」

甲児(無印) 「そしてその力は、神をも超える…!

       俺達の心が挫けない限り…負けたりはしないんだ!」

 

暗黒大将軍 「不屈の魂と勇者の心…それこそ生贄に相応しい。

       貴様らの亡骸を捧げれば、ハーデス様も復活できよう。」

 

ミリアリア 「暗黒大将軍から確認されるエネルギーが急激に上昇中!

       このまま敵の攻撃を受ければ全滅も…!」

マリュー  「けど全員、これまでの戦いですでに限界を迎えている」

ジェフリー 「だが、諦めるわけには…」

 

暗黒大将軍 「ここまでよく持ち堪えた。褒めてやろう、人間共…。

       受け入れよ! 今この時が貴様らの最期よおおぉぉぉ!」

 

       (フラッシュ。どこからか攻撃)

 

暗黒大将軍 「ぐうっ…!? 何奴!?」

 

アムロ   「! この感じ…まさか!?」

 

 

シャア   「全機、火力をつぎ込みカイルスを援護せよ!

       彼らが態勢を立て直すまで敵の注意を引きつけるのだ!」

ネオ・ジオン兵 「了解です、総帥!」

 

カミーユ   「あれは…ネオ・ジオン!?」

 アムロ    「生きていたんだな、シャア!」

 

シャア    「そう簡単に死ぬわけにはいかんさ。

        だが、彼が助けてくれなければ私も危ういところだった。」

めぐみ    「彼…?」

 

???(顎に髭のある年配の男)

       「いやァ… ギリギリになってしまい申し訳ない」

加藤     「! お、お前は…!」

石神     「でもまァ…こうしてすべて役者が揃ったワケだし…

        やっと抜け出す時が来た。この世界をね…」

浩一     「ホント、ナイスな展開ってヤツですよ…!

        石神さんッ!」

    

        (エピクリア)

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」 9.慟哭!冥府と地獄の王! 10.-冥王-

~エピソード9 慟哭!冥府と地獄の王!~

 

光子力を手にし、

かつてより遥かに強大な力を持った

Dr.ヘルは次なる目的として

カイルスの力を自らの物にしようとしていた。

 

全てはこの偽りの世界を抜け出し、

全次元をその手にする為に…。

 

  (狭間の空間)

 

ケーン    「全次元の征服だと…!?」

ハイネル   「馬鹿な…!そんな真似ができると…!」

 

Dr.ヘル(斜) 「できる。貴様達の力さえ手に入れられればな!」

 

加藤     「何…?」

 

Dr.ヘル(斜) 「クレディオは何故、貴様達を狙うのか…。

        その理由がわかるか?」

 

浩一     「いきなりなんだよッ…!」

森次     「…我々が奴らの興味を引くモノを持っていたからだろう」

 

Dr.ヘル(斜) 「その通りだ。奴らは力を求めている。

        自らに匹敵する力を持つ存在を…!」

Dr.へル(前) 「それが貴様達カイルスだというのなら

        その力を手にすれば奴らを跪かせる事も可能になる。」

 

マサト    「ゼオライマーも美久も…その為に…」

 

Dr.ヘル(斜) 「そういう事だ。

        貴様の持つその力は、我らを退け 奴の頸木から解き放ち…

        本来の記憶を取り戻す事を可能とした」

Dr.ヘル(前) 「即ちそれはネラヴァーロに対抗する為の大きな力となる。

        その力、今一度我らの物にさせてもらうぞ」

Dr.ヘル(斜) 「いや、貴様だけではない。

        貴様らのすべての力をいただくぞ!カイルス!」

 

       (ボス戦)

 

あしゅら(前) 「ハハハハハ! いくら抗おうと無駄な事!

        諦めてDr.ヘルの間にひれ伏すがいい!」

 

渓      「誰がそんな真似を…!」

ヒカル    「だいたい人の物を使おうって魂胆がせこいのよね…!」

 

Dr.ヘル(前)  「それも力ある者の特権!

         力とはほかの存在を喰らい、進化を続ける事よ!」

Dr.ヘル(斜)  「暴虐も傲慢も、力があれば全てが許される。

         そして力を持つ者を喰らい更なる進化を遂げられる。」

Dr.ヘル(前)  「数多の戦いを勝ち残った存在…それこそが

         奴らの求める者よ!

         即ち弱肉強食!」

 

マサト     「それが…お前達の答えか…」

 

Dr.ヘル(斜)  「む…?」

 

マサト     「なら美久を傷つけた事も何とも思っていないのか

         お前達はただ力欲しさに美久を傷つけたというのか」

美久      「マサト君…」

 

Dr.ヘル(前)  「それこそがすべてよ」

Dr.ヘル(斜)  「たかが小娘ひとり… 

         ましてやパーツ如きに何を言っている」

 

マサト     「パーツ…。       

         そうか…。

         なら、僕はお前達を許しはしないッ!」 

 

        (フラッシュ点滅)

 

甲児(無印)   「何だ…!?ゼオライマーが光って…!」

フェルト    「ゼオライマーから、高エネルギー反応を確認!」

 

あしゅら(前)  「ば、馬鹿な…!これ程の数値…!

         実験の時には確認できなかったはず!?」

Dr.ヘル(斜)  「まさか、奴のゼオライマーには…

         まだ秘められた力があるとでも言うのか!?」

 

マサト     「美久…ごめん…。少し無茶をさせるよ」

美久      「大丈夫。マサト君と一緒なら…」

マサト     「ありがとう…」

 

Dr.ヘル(前)  「な、何をする気だ…!」

 

マサト     「お前達に見せてやる…。力の行く先を…!

         ゼオライマーのもうひとつの姿を…!」

 

        (エピクリア)

 

    ~エピソード10 -冥王-~

 

Dr.ヘルの傲慢に対して

激しい怒りを燃やしたマサト。

 

その怒りは彼に、

ゼオライマーの禁じられた力を

解放させる…。

 

    (狭間の空間)

  

アレルヤ    「光が消える…」

ミア      「何…あの姿は…」

マサト     「これはゼオライマーに封じられていた…

         もうひとつの姿…

 

    (グレートゼオライマー登場)

 

         今こそ全ての力を解き放つ。覚悟しろ、Dr.ヘル!」

 

 

Dr.ヘル(前)  「なんと…」

Dr.ヘル(斜)  「ぬぅ…!まさか、あのような力をまだ隠していたとは」

あしゅら(前)  「あのゼオライマーから計測されるエネルギー…

         測定不能…だと…!?」

 

ミア      「すごい…あれがゼオライマーの…」

鉄也      「秘めた力を解放した姿…

         さしずめ、グレートゼオライマーか!」

 

Dr.ヘル(前)  「フ… フフフ…」

Dr.ヘル(斜)  「ハハ… ハハハハハッ!」

Dr.ヘル(前)  「素晴らしいぞ、グレートゼオライマー!」

Dr.ヘル(斜)  「光子力だけではなく、その力まで加えればまさに無敵!

         是が非でも手に入れてくれる!」

 

ムウ      「アイツら…!ゼオライマーに同時に攻撃を仕掛けて…!」

マサト     「無駄だ…」

 

あしゅら(前)  「我らの攻撃を防いだだと…!?」

 

マサト     「お前達は決して僕に適わない…」

 

Dr.ヘル(前)  「ぬぅぅッ…! ほざけ!若造が!」

 

マサト     「…美久の痛みを思い知れとか、罪を償えなんて言わない…。

         僕の前からただ…! 消えて無くなれぇッ!」

 

       (ボス戦)

 

マサト     「次元の彼方へ吹き飛べええぇぇぇぇッ!」

 

あしゅら(前)   「逃げきれんか…!」

Dr.ヘル(前)  「ば、馬鹿な…! この我らの地獄王が…!」

あしゅら(前)   「ま、またしてもカイルスに敗れるとは…!」

Dr.ヘル(斜)  「お、覚えておれ、カイルス…!

         Dr.ヘルは何度でも蘇る!

         我が待望が成就せぬ限り、そう!何度でも…!」

 

       (爆発)

 

クリス     「Dr.ヘルを… 倒せたのね…」

日吉      「何だ、空が…!」

小介      「先程のゼオライマーの攻撃で、

         この次元が揺らいだんです」

ロール     「なら、もう一度今の攻撃をすれば…!

         この世界を抜け出す事も…!」

マサト     「いや、それは出来ない…。

         美久もゼオライマーももう限界だ。これ以上は」

シモン     「充分だ! これなら残りは俺達の力で…!」

 

あしゅら(前)  「残念だが、そうはいかん」

 

ルカ      「あしゅら男爵…! まだ生きていたのか…!?」

 

あしゅら(前)  「感謝するよ…。

         貴様達のおかげで次元の境界線が揺らいだ。

         そして奴が死んだ今なら、あのお方を喚び出せる!」

 

ショウ     「あのお方…? ハーデスは死んだはずだぞ!」

 

あしゅら(前)   「そうハーデス様は死んだ。

          だが、あのお方ならば…ハーデス様を蘇らせる事も」

 

甲児(真)     「何をしようとしてるのか分からねぇが…!

          お前の好きにはさせないぞ、あしゅらッ!」

 

あしゅら(前)   「もう遅いわ!

          すべての神々からの賞賛を集める偉大なる大将軍よ!

          我が命を糧に、ここに降臨せよおおぉぉぉ!」

 

         (暗転)

 

       (エピクリア)

 

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」 7. 取り戻した魂!復活の戦士達! EP1. 闇を払え!今、拳を合わせる時! 8.撃滅!因果を超えた戦い!

~エピソード7 取り戻した魂!復活の戦士達!~

 

ネラヴァーロによって
記憶を書き換えられ
カイルスと敵対させられていた
かつての仲間達。

彼らはマスター・アジアと出会い
そして彼の口からネラヴァーロの存在を知った。

真相を知った彼らは
マスター・アジアに協力し、
ゼオライマーを探す旅を
続けていたのだった…

 

    (バードス島)

 

加藤      「しかし…いったい何故…
         あなたはゼオライマーが鍵だと…?」
マスター・アジア「奴らを倒してから、全てを話そう!
         バリアが消えたのだ!今が好機よ!」

Dr・ヘル(前)  「おのれ…! まさかこのような手で…」

リヒテル    「記憶を奪われていたとはいえ、
         我らはお前達と剣を交えた…」
ハイネル    「それを許せとは言わぬ…。だが…」

健一      「言わないでくれ、兄さん!
         また共に戦えるのなら、こんなに嬉しい事はない!」
ハイネル    「健一…。まだ余を兄と…!」
一矢      「もう一度、力を合わせよう!リヒテル!」
リヒテル    「竜崎一矢!」
バーン     「もはやこの魂は惑わされはせん!」
ショウ     「ああ、ならば当てにさせてもらうぞ、バーン!」

マスター・アジア「さあ、時は来た! いざ全軍進めぇぇぇいッ!」

 

         (ボス戦)

 

加藤      「沢渡…お前は…」
沢渡      「今だけだ。まだ答えを決めたわけじゃない。
         だから、見せてもらうぞ。てめえらの正義をな」
浩一      「今はそれで充分だ!
         必ず見せてやるよ!想像が導く答えをな!」
沢渡      「…フン」
浩一      「さあ、この世界の戦いはこれで終わらせてやる!
         そしてネラヴァーロを必ずぶっ潰す…!」

 

          (エピクリア)

 

 

~エピソードEX1 闇を払え!今、拳を合わせる時!~

 

ショウ     「俺にオーラを合わせろ!」
バーン     「おおっ!」
マスター・アジア「ふ、大した腕ではないか!
         出会った頃とはまるで別人のようだな!」
バーン     「敵の力に惑わされていたとはいえ、
         貴公には世話になった。
         恩に着る…」
マスター・アジア「フ、礼ならばその剣で応えて見せよ、黒騎士よ!
         いや、黒騎士ではないな。
         改めて貴様の名を呼ぼう。
         我が拳に応えよ!バーン・バニングスよ!」
バーン     「おおおおッ!」

           
          (エピクリア) 

 

 

~エピソード8 撃滅!因果を超えた戦い!~

 

カイルスの活躍によって、

バードス島は陥落した…。

 

だが…。

 

 

    (バードス島)

 

甲児(真)      「バードス島が沈む…」

甲児(無印)     「だが、これで終わりじゃない!」

 

Dr.ヘル(前)    「その通りだ、兜甲児! そしてカイルスよ!」

Dr.ヘル(斜)    「やはり我らの戦いは自らの手で決着を付けるしかないようだ」

 

     (巨大なロボットが2体、現れる)

 

Dr.ヘル(前)    「この地獄王、ゴードンの手でなぁっ... !」

 

 

譲れぬモノを懸けて

死闘を繰り広げる、カイルスとDr.ヘル軍団…。

 

両者の戦いが熾烈を極めていく中、

その行く末を見守る者達がいた…。

 

  (所在不明の暗闇)

 

???(軍服の青年)     「始まったようだな」

???(顎に髭のある年配の男)「あとはヤツが僕らの考えている通りに動く事…

               その事象さえ揃えば、チャンスは訪れる」 

???(軍服の青年)     「いささか、危険な賭けになるだろうがな」

???(長い青髪の女性    「それでも乗り越えられます。彼らならば」

???(顎に髭のある年配の男)「そう願いたいものです。

               しかし、本当にいいんですね?」

???(長い青髪の女性)   「はい、この時を逃せばもう機会はありません。

               その為ならば、私は…」

???(顎に髭のある年配の男)「そうですか…。

               ならば、行きましょう。人類の未来の為に…」

 

         (タイトル)

 

カイルスらの奮闘によって、

バードス島は陥落した。

だが、その瓦礫の中より立ち上がる

2体のゴードン…。

 

幾度となくカイルスを苦しめた脅威が、

再び彼らを襲う…。

 

         (バードス島)

 

さやか    「地獄王ゴードン…!」

ジュドー   「とうとうアイツらも 切り札を出したってわけね」

剣児     「上等だ! 何度でも地獄に送り返してやるぜ!」

竜馬(真)   「いや、今度ばかりはそう簡単にはいかない…」

剣児     「は? 何言ってんだよ!」

鏡      「忘れたのか? 今の奴らは大量の光子力を手にしている

        その力であのゴードンを強化しているとすれば…」

 

Dr.ヘル(斜) 「フ、さすがに察しがいいな。

        このゴードンは貴様の記憶の中のゴードンと同じではない」

あしゅら(前) 「我が体から、神の如き力が溢れてくるのを感じる」

Dr.ヘル(前) 「いや、もはや我らの前では神でさえ、無力な存在となった。」

あしゅら(前) 「………」

 

沙羅     「神とはまた随分と大きく出たもんだよ…!」

Dr.ヘル(斜) 「それを名乗るだけの力があるという事だ!」

Dr.ヘル(前)「もはや、くだらん小細工は無しだ。

       圧倒的な力で貴様達を打ち砕いてくれるわ!」

 

      (ボス戦)

 

美久     「きゃあああぁぁぁー!」

マサト    「だ、大丈夫か…!美久…!」

ドモン    「お前達は満足に戦える状態じゃない!

        無理せず下がるんだ!」

 美久     「だ、大丈夫…。まだやれます…!」

マサト    「クッ…なんていう強さなんだ、ゴードンっ…!」

 

あしゅら(前)  「あのカイルスとてこの有様!素晴らしい力だ、光子力!」

 

甲児(真)    「黙れ…!」

         それは俺達人類の為に命を懸けたゼウスの力…」

甲児(無印)   「それをお前達の悪事なんかに利用されてたまるものか!」

 

Drヘル(斜)  「フ。吠えるだけなら犬でもできるわぁっ!」

 

甲児(無印)   「ぐわあああぁぁぁーっ…!」

 シンジ     「甲児さん…!」

 

Dr.ヘル(斜)  「力無き者は何も得ることは出来ん!

        故に我々は力を求め続けた!」

Dr.ヘル(前)  「そしていつか、全次元を我が手にするのだ! 

         その為に貴様達の力も貰うぞ、カイルスよ!」

Drヘル(斜)  「全次元にある、あらゆるモノを手にするために…!」

 

           (エピクリア)

イベント「飛翔!果てしなき未来の為に!」 5.難攻不落!バードス島 6. -帰還-

~エピソード5 難攻不落!バードス島~

 

カイルスの攻撃を防いだ、

バードス島のバリア。

 

それはDr.ヘルが

ゼオライマーの力を解析し、

造り出したものであった。

攻防ともに完璧となった

Dr.ヘルの軍団が、カイルスを襲う。

 

(バードス島)

 

ランバ    「まさかゼオライマーの力を、手に入れちゃったの!?」

森次     「いや、そうであれば攻撃に使用しているはずだ…」

レイチェル  「でも、システムの一部は解析に成功したのね。

        それをバリアに転用している…」

  

Dr.ヘル(斜)  「さすがにお見通しか…。

        しかし、貴様達を倒すには すでに充分な力がある!」

Dr.ヘル(前)  「あえてもう一度言おう!カイルスよ!

        貴様達が敗北する時が来たのだと!」

 

デュオ     「さすがに、こいつはやべえな…!」

 

 あしゅら(前)  「さて、攻めも守りも抜かりはないぞ!

         さあ、どうする!カイルスよ!」

 

 

       (地点不明の暗闇で何者かが会話をしている)

 

???(顎に髭のある年配の男)  「どうやらあそこにあるのは 

                 間違いないようだな」

???(短髪の少年)       「みんなはあの人が何とかしてくれるはずだ。

                 なら行こう」

???(顎髭のある若い男)    「フン、自分達が負けるとも考えやしねえ。

                 てめえらのそういう所が気に入らねえ」

???(短髪の少年)       「でも、あなたも彼らが負けると思っていない。

                 だから、協力してくれるんだろう?」

???(顎髭のある若い男)    「………。

                 ここからてめえも命を懸けるコトになる。

                 少しは自分の死でも想像しておくんだな」

???(短髪の少年)       「大丈夫…。僕はずっとそれを

                 想像して生きてきた。

                 だから、もうずっと前から覚悟はできている…」

???(顎髭のある若い男)    「やっぱり気に入らねえぜ、てめえらは。」

 

            (エピクリア)

 

 

~エピソード6 -帰還- ~

  

Dr.ヘル軍団の攻撃を前に

防戦一方となるカイルス。

 

起死回生の手段を見つけられぬまま

彼らは追い込まれていく…。

  

   (炎に包まれるバードス島)

  

ブロッケン  「ワハハハハ!死ねえええぇぇぇっ!」

  

ヴィラル   「ぐうっ… 奴らまた光子力爆弾を…」

健一     「マズいな…。

        こう攻められてばかりでは さすがにみんなも…!」

豹馬     「でも、攻撃が効かねえんじゃ手の打ちようがねえ…!」

ゼロ     「………」

 

Dr.ヘル(前)  「どうやらこれまでのようだな!

         そろそろ終わりにしようか!」

ブロッケン   「さて、これだけの光子力爆弾を果たして受けきれるか!

         とくと見させて貰おう! やれ、グロイザーよ!」

 

玉城        「何だよ、あの数…!防ぎきれねえよ!」

 

???(武骨な老人) 「たわけっ! この程度の攻撃で 

           あきらめるでないわぁぁぁ!!」

 

       (炎が鎮火していくバードス島)

 

Dr.ヘル(斜)    「…!?」 

ブロッケン     「な、なんだ!? グロイザーが…!」

 

玉城        「あ、あのガンダムは…!」

ドモン       「帰って来られたのですね、師匠!」

 

マスター・アジア  「フ、待たせたなドモンよ!」

 

ブロッケン     「今一歩の所で…!

           だが、貴様達に勝ち目がないのは同じ事よ!」

 

マスター・アジア  「フ、どうかな?」

 

ブロッケン     「何だと…?」

 

マスター・アジア  「カイルスよ!すでに手は打ってある!

           このワシを信じ、耐えよ!

           さすれば必ず勝利は訪れる!」

 

Dr.ヘル(斜)    「何だ、この絶対の防御を前にしての

           奴のあの自信は…」

 

マスター・アジア  「行くぞ、ドモン!

           久しぶりにワシらの力を見せようぞ!」

ドモン       「はい、師匠!」

 

          (ボス戦) 

 

          (鎮火したバードス島)

 

あしゅら(前)    「我々の機械獣達が…! 何たる力だ!」

  

マスター・アジア  「フ、いくら力を持とうとも 

           魂なき拳でワシは倒せん!」

             

ブロッケン     「大層な口を…!

           だが、あのバリアを破る事は貴様でもできまい!」

 

マスター・アジア  「確かにワシではアレを破ることはできん…。

           だが、言ったはずよ!すでに手は打ったとなぁ!」

 

           (爆発)

 

Dr.ヘル(前)    「!? なっ、バードス島で  

           爆発だと…!?」

Dr.ヘル(斜)    「な、何だ…!」

 

???(短髪の少年)  「よくも好き勝手をしてくれたな」

 

アレルヤ       「あれは…!」

 

 

(短髪の少年) 改め マサト

           「返してもらったぞ!美久とゼオライマーを…!」

 

Dr.ヘル(前)     「ゼオライマー…!

            秋津マサトだと…!?」

Dr.ヘル(斜)     「馬鹿な…!いつの間に…!

            いや、それよりもどうやってこのバードス島に…!

            いくら貴様とて、あれを破る事はできんはずだ!」

 

沢渡         「だから、俺がやってやったんだよ。

            テメエらをぶ倒す為になァッ!」

 

浩一         「さ、沢渡ッ…!?」

城崎         「何で、あの人がここに…!」

 

リヒテル       「彼もまたその正義の在処を求めていた…」

ハイネル       「故に、我らと共に戦う事を選んだのだ」

バーン        「そう、全ては真の敵! ネラヴァーロを倒すために!」

 

マスター・アジア   「見よ、あの者達こそ!

            ワシが打った手よぉっ!」

           

           (エピクリア)